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アンチエイジング

ヒトはいったい何歳まで生きられるのか?信長の時代は人生50年。 現在の平均寿命は男性が86歳、女性は91歳ですが、100歳以上も 175人に1人の割合でいます。 今やヒトは125歳まで生きられると言われていますが、健康であってこその 長寿で、寝たきりでは意味がありません。ピンピンコロリが理想です。 では、そのためにはどうすれば良いのでしょうか?

抗加齢(アンチエイジング)医学とは

“元気で長寿を享受することを目指す理論的・実践的科学”
“健康長寿を目指す医学”
医学: 病気の治療とその研究を念頭においた狭義の医学ではなく ギリシャ時代の健康を保持し続けるため
     の術知であり、病者に 対してはそれからの回復のための術知

抗加齢(アンチエイジング)医学の対象

時間の経過に伴い体内で進行する物理的な加齢(エイジング)のプロセスに加わる 病的な諸因子であり、それによって引き起こされる病的老化現象の進行を予防し、 治療することである。

抗加齢(アンチエイジング)医学の目標

百寿者を含む超高齢者の機能的、形態学的な研究から、諸臓器のバランスの良い (生理学的)老化はそれ以外の多くの人達に見られる(病的)老化と比べて 進行が緩やかであり、一般に避け得ないと考えられてきた老化現象のかなりの 部分が、病的でアンバランスな老化現象とみてよいという判断が蓄積してきた。 このアンバランスな老化現象は病的なものであり、積極的な予防対策や治療を 行うことが望ましい。  抗加齢医学では、これまでの医学と異なって、個々の病気や臓器単位の病的変化を 回復させるためにそれぞれ個別の治療手段を講じるのではなく、個々人を身体と 精神の織り成す一体のものとして全体論的(ホリスティック)に考えていく。

アンチエイジング・ドックとは

従来の人間ドック・検診は癌や生活習慣病の早期発見・予防・早期治療が目的ですが アンチエイジング・ドックではさらに老化や生活の質の劣化についても早期に発見し、 予防と早期治療を目指します。一般の検査項目に加え、血管年齢、ホルモン年齢、 神経年齢、筋年齢、骨年齢や酸化ストレス度を評価し、理想的な健康状態に向けて アドバイスを行い、健康長寿を目的とします。

オーラル・アンチエイジング・ドックとは

お口の健康と全身の健康は密接に関連しています。お口を健全にすることで老化を 防ぐことが出来ます。口腔の老化を把握することがオーラル・アンチエイジングの 近道です。口腔の老化度を判定するためには咬合年齢、歯年齢、唾液年齢 のみこみ年齢、歯周年齢を用います。

オーラルエイジングチェック

オーラル・アンチエイジング・ドックの流れ

1: 問診  全身(58項目) 口腔(27項目)

2: 口腔検診(5項目)  

  ① 咬合(噛む力)

  ② 歯数(歯の本数)

  ③ 唾液(唾液の量)→検査内容

  ④ のみこみ能力(嚥下回数)

  ⑤ 歯周ポケット(ポケットの深さ)

3: 判定の実施   口腔の老化度を把握 体内推定年齢の診断

4: 改善療法と実践  専門的な口腔ケア 食事療法 生活習慣の改善 運動療法 サプリメント療法

《判定のイメージ》

アンチエイジングドック

アンチエイジングドック